創業42年沖ノ島が望める国民宿舎ひびき閉館!耐震や防火設備など設備投資を余儀なくされ


北九州市内の情報ではないが、筆者が驚いたので近隣情報として掲載する。

有限会社ひびきが、2019年11月17日(日)をもって世界遺産沖ノ島が望める宿「国民宿舎ひびき」(福岡県宗像市鐘崎79-6)を閉館すると同社ホームページで発表した。

内容は以下の通り。

お客様各位
国民宿舎ひびき閉店のお知らせ
前略 日ごろからのご愛顧深く感謝申し上げます
国民宿舎ひびきは昭和52年の創業以来42年間、地元鐘崎で旬と鮮度にこだわった美味しい魚料理を提供する「庶民の旅館」との理念に基づき事業を展開し、地域の皆様のご愛顧を受けてまいりました。
しかしながら近年、建物や設備の老朽化や、団体旅行の大幅減など旅館業を取り巻く大きな環境の変化により売上高は徐々に減少し。また、耐震や防火設備などの法強化に対する設備投資を余儀なくされ、営業の継続が困難な状況となり、令和元年11月17日をもって閉館することとなりました。
お客様におかれましては長年のご愛顧に心より感謝申し上げますとともに、多くの関係者の皆様には多大なるご迷惑おかけいたしましたことを深くお詫び申し上げます。
草々

玄界灘を一望できるレストランや新鮮な地魚の会席料理、天然ミネラル泉の大浴場などが好評で、九州各地や山口県の企業や団体、あるいは個人客などの支持を得て、九州地区全体の国民宿舎の中でもトップクラスといわれた時期もあった。

平成29年7月には「≪神宿る島≫宗像・沖ノ島と関連遺産群」が世界遺産に登録されたことで、「沖ノ島が望める宿」としてPRしたものの、一時的に個人客が増えた程度だったとのことだ。

上記は取材日時点の情報です。

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