西鉄バス北九州は、2019年12月20日(金)の運行を最後に、北九州市小倉中心部の観光スポットを結ぶ循環バス「小倉ループバス」の運休を発表した。
西鉄バス北九州によると、訪日観光客の著しい減少等によりご利用が芳しくないため、運行を休止するとのことだ。
小倉ループバスは、ちょうど1年前の2018年12月に訪日観光客向けの実証実験として始まり、当初は今年3月末で終了を予定していたが、訪日客が一定数利用していたこともあり、期間が延長されていた。
小倉駅バスセンター8番のりば発で、観光スポットをダイレクトにつなぎ、1乗車1コイン(大人100円・子供50円)、ICカードや各種フリー乗車券も利用可能だった。
また、車内はFree Wi-Fi完備で、お得な特典(外国人観光客専用のサービス)もあった。
最近では、国道3号線三萩野から中津口方面に向かう既存の路線バスがないことや、100円で利用できるということもあり、市民も利用していたと思われ、西鉄バス北九州は、「ご利用のお客さまにはご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご了承いただきますようお願い申し上げます。」としている。
上記は取材日時点の情報です。