北九州市内最大の公園「響灘緑地”グリーンパーク”」(福岡県北九州市若松区竹並1006)「でこぼこ広場」となりに、新エリア「化石の谷エリア」「にょきにょきの森エリア」が、2021年7月22日(木祝)にオープンした。(写真は北九州市提供)
グリーンパークは、花と緑に包まれた広大な敷地を活かし、魅力ある遊び場の整備を進めていて、「世界最長のブランコ」(2019年5月オープン)、「でこぼこ広場」(2020年7月オープン)に続き、新たに「化石の谷エリア」と「にょきにょきの森エリア」がオープンだ。
各エリアについて
「化石の谷エリア」
●埋もれた実物大の古生物化石を造型した岩壁に囲われた、直径約29メートルのほぼ円形の空間です。国内初となる巨大な化石が埋まる岩壁でのボルダリング体験ができる広場、化石を眺めながらチョークで床や壁に落書きが楽しめる広場からなる遊びの空間です。
●埋もれた実物大の古生物化石を造型した岩壁に囲われた、直径約29メートルのほぼ円形の空間です。国内初となる巨大な化石が埋まる岩壁でのボルダリング体験ができる広場、化石を眺めながらチョークで床や壁に落書きが楽しめる広場からなる遊びの空間です。
「にょきにょきの森エリア」
●193本のポールが放射状に林立する不思議な円形広場です。登ったり、駆け回ったり、想像を膨らませて遊べる広場です。
「化石の谷エリア」のクライミングウォールについて
●クライミングウォールと恐竜の化石といった、子供の冒険心や好奇心をくすぐる要素を組み合わせ、遊びをきっかけに生き物の進化の学びにもつながる、これまでに存在しなかった空間です。
●長さ83メートルの化石ウォール(クライミングウォール+落書きウォール)には、約3億年前の古生代から、恐竜の繁栄した中生代、私たち哺乳類の新生代まで、時代順に化石を造型しており、特にトリケラトプスは国立科学博物館で展示されている世界一の保存状態が良いとされる化石を再現しました。またいのちのたび博物館に展示されている若松区、遠見ヶ鼻で発見されたヤマトケタス(クジラ類)の化石など、各時代を代表する古生物の化石を22体、実物大で造型しています。なお、クライミングウォールの壁にはボルダリングのホールドを取り付けています。
●これらの化石造型はいのちのたび博物館、国立科学博物館による協力のもと、造型業界において世界屈指の造型技術を有する株式会社海洋堂が制作したひな型模型を参考に遊具として制作しました。
●また、エリアに設置されたQRコードを読み込むことで YouTubeTM を通じて、いのちのたび博物館、国立科学博物館の専門家による各化石の解説動画を見ることができます。
施設概要
「化石の谷エリア」
●整備期間:2020年10月~2021年6月
●整備費約:80百万円(約1.7ha)
●主な施設:
化石クライミングウォール:全長約39m、高さ2.4~4m
落書きウォール:全長約44m、高さ0.8~2.5m
落書き広場:面積約300㎡
「にょきにょきの森エリア」
●整備費:約35百万円(約0.3ha)
●主な施設:
にょきにょきの森:面積約300㎡、ポール193本
上記は取材日時点の情報です。
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