北九州市の銘菓「八幡饅頭(やはたまんじゅう)」が7年ぶりに復活し、既報のカフェ「鶴屋珈琲」(福岡県北九州市八幡東区中央2-18-8)に新設された工場で、明日2021年10月16日(土)から販売が始まる。(写真はイメージ)
「八幡饅頭」は、老舗菓子店「鶴屋」が1930年から販売していたが、2014年2月末日で「鶴屋」が北九州市内全6店舗を閉鎖し、84年の歴史に幕を下ろしたことで、「八幡饅頭」の販売も終了していた。
重労働後に甘味を求める鉄鋼マンたちが買い求めた人気の饅頭で、「もう一度食べたい」とのファンの思いに、かつての職人らが集結し、計画より1カ月早く販売開始となった。
昔と同じ鶴の絵も包装紙にあしらわれているとのことだ。
味も見た目もそっくりな「千鳥屋」の千鳥饅頭とは起源が同じで、若い方や北九州出身ではない方はご存じないと思われるので、筆者が感じる独断で言わせていただくと、千鳥饅頭より八幡饅頭の方がどことなく素朴で手作り感があって味も洗練された感じではないが、やはり懐かしい味というのが適当かなといった感じだ。
という筆者も7年以上食べていないので、早速買いに行ってみたいと思っている。
えっ?そもそも千鳥饅頭をご存じない?それは残念!
場所は、 既報のカフェ「鶴屋珈琲」内(下地図参照)で販売されるとのことだが、建物の上には当時を彷彿とさせる「八幡饅頭」の大きな看板が残っていて、壁には右から左に書かれた「舗本屋鶴」の文字も残っている。
上記は取材日時点の情報です。
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