JRと西鉄が初コラボ！これに合わせ北九州市が戸畑駅前広場改良工事計画

西鉄バス北九州株式会社は、JR戸畑駅前の「ウェルとばた」（福岡県北九州市戸畑区汐井町1-6）内に設置している西鉄バス定期券発売窓口を移転し、2022年2月24日（木）より、「JR戸畑駅みどりの窓口」（福岡県北九州市戸畑区汐井町1-1）横で営業を開始することを発表した。（画像は実施イメージ北九州市提供）

今回の取り組みは、九州旅客鉄道株式会社（JR九州）、西日本鉄道株式会社（西鉄）との連携施策の一環として実施するもので、JRみどりの窓口と西鉄バス定期券発売窓口が隣接するのは、これが初めてとなる。

この取り組みにあわせ、北九州市は2022年3月にバス駐車スペースの拡張を含む駅前広場の改良工事を実施し、戸畑駅の交通結節機能の強化、事業者間の連携支援に取り組む計画だ。

また、西鉄バス北九州では、同駅2階に西鉄バス乗務員の待機場所を新設。

従来の待機場所までの回送運行の削減で、バス運行の効率化を図る。

JR九州と西鉄は、2019年9月に、「輸送サービスにおける連携に関する覚書」を締結し、お客さま目線での利便性の高い輸送サービスの実現に取り組んでいる。

これまでに、既報の下曽根駅における列車・バス乗り継ぎの利便性向上（2020年3月14日～）や、天神・博多エリアの商業施設と連携した「天神・博多乗レール買エールチケット」の販売（2021年7月～8月）、第一交通産業や北九州市と連携した「北九州行ってきまぁ～すチケット」の販売（2021年11月～2022年2月末予定）などに取り組んでいる。

JR九州駅舎内の活用可能な場所を使用した今回の取り組みにより、西鉄バス利用者は、戸畑駅バスロータリーと定期券発売窓口の距離が近くなり、利便性が向上する。

加えて、駅前広場改良工事によるバス駐車スペースの拡張により、戸畑駅を発着するバスの従来の待機場所までの回送運行を削減させることで周辺道路の混雑緩和や CO2 排出削減に繋げていきたいとのことだ。

 

■西鉄バス定期券発売窓口について 

＜現況＞
所在地：北九州市戸畑区汐井町 1-6 ウェルとばた2階
営業時間：平日11:00～19:00 (13:00～14:00 は昼休み)
土日祝休み、その他年末年始、GW、お盆等休みの場合あり
移転作業のため、2月18日をもって営業終了。
2月21日（月）、22日（火）の2日間は臨時休業。 

＜2022年2月24日（木）～＞
所 在 地 北九州市戸畑区汐井町 1-1 JR 九州戸畑駅みどりの窓口横
営業時間 平 日 11:00～19:00 (13:00～14:00 は昼休み)
土日祝休み、その他年末年始、GW、お盆等休みの場合あり

 

上記は取材日時点の情報です。