大阪南港と北九州・新門司港を結ぶフェリー航路を運航している、「株式会社名門大洋フェリー」(福岡県北九州市門司区新門司1丁目6-2)が造船していた既報の「フェリーふくおか」が、明日2022年3月28日(月)運航を開始する。(写真は株式会社名門大洋フェリー提供)
新造船は、現在運航しているフェリーに替わるもので、名門大洋フェリーとしては歴代最大船型となり、次世代の“CITYLINE”にふさわしいデザインとなっている。
内装デザインは、先に就航した既報の「フェリーきょうと」の日本の情緒を感じさせる「古都のたたずまい」に対し、「フェリーふくおか」は、近代的なウォーターフロントを感じさせる『ベイサイドシティのきらめき』をデザインコンセプトとしている。
また、個室志向の高まりから、カーペット敷きの相部屋に代え、プライベート空間を確保できる当社独自のニューキャビンを新設。
「フェリーきょうと」と同様、総トン数15,025トン、全長195m、全幅27.8m、航海速力23.2ノットで、積載能力は旅客定員675名、積載車両台数はトラック162台(12m車換算)、乗用車140台であり、旧船に比べ、トラックで50%強(54台)増加されている。
新造船では「旅客」・「物流」・「環境」の3つをテーマとして掲げて、乗船されたお客様に、ゆったりとおくつろぎ頂けるパブリックスペース、個室の充実やバリアフリーを実現すると共に、慢性的なドライバー不足となっている物流業界で、トラックドライバーの皆様がリラックスできるよう船内居住空間を拡充したとのことだ。
上記は取材日時点の情報です。
過去記事サイト内検索
コメント
コメントを投稿