渡るなら今でしょ!市内道路橋初の重要文化財!日本唯一の魚形橋「南河内橋」塗替工事1期完了


昨年(2021年)から実施している塗替え1期工事のため渡ることができなくなっていた、河内貯水池にかかる赤い橋「南河内橋」(福岡県北九州市八幡東区大蔵河内貯水池、市道大字大蔵25号線)が、2期工事開始予定日(2022年7月)までの間、一時規制の解除を行い、渡ることができるようになった。(写真等は北九州市提供)

南河内橋は、1926年に八幡製鐵所の工業用水確保のために設けられた河内貯水池にかかる橋で、平成18年に国の重要文化財に指定されている。(市内道路橋では初)

レンズ形に鋼材を組み合わせた橋長132.97メートル、径間66メートル、幅員3.6メートルのレンティキュラー・トラス(レンズ型トラス橋)で、その形状から通称「魚形橋」または「めがね橋」と呼ばれている。

この形式の橋は日本では3例建設されたが、唯一残存する橋だ。

主構造は、円弧状の上弦材・下弦材で魚の形をした、完全に対称な二つの橋が繋がっていて、S字状の優雅な曲線を湖面に描き出している。

2期工事期間は、2022年7月~2023年3月までを予定している。

上記は取材日時点の情報です。

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