一般財団法人福岡県教職員互助会が運営しているビル「都久志会館(つくしかいかん)」(福岡市中央区天神4-8-10)が、2020年11月3日(火祝)で営業を終了することを、2019年12月10日(火)に発表した。
老朽化のため役割を終え、本年度中に建物や跡地の売却先を決める方針とのことで、売却先は2019年度中に決定する予定となっているとのことだ。
都久志会館のある場所は、福岡市が推進する都市再開発プロジェクト「天神ビッグバン」の範囲内でもあり、売却先を含め今後の動向が注目される。
都久志会館は、1979年に開館した、地上6階、地下2階建ての建物で、延べ床面積約4800平方メートル、570席のホールや13の会議室がある。
筆者も中学生のころから大人になっても、色んなアーティストのコンサートを観に行った思い出もあり、閉館のニュースを見て本当に残念に思い、北九州市の開店閉店とは関係がないが記事にした。
福岡県教職員互助会によると、会館の運営・維持には多額の費用を要する大規模改修が必要で、互助会の他事業に影響するため、今月になって閉館を決めたとのことだ。
都久志会館は、「平素より、貸ホール・貸会議室をご利用いただき、誠に有難うございます。さて、1979年3月に竣工後40年余、皆様にご愛顧頂いて参りましたが、2020年11月3日(火祝)をもちまして営業を終了することとなりました。これまでのご厚情に心から感謝申し上げますとともに、残りの期間、変わらぬお引き立のほどよろしくお願い申し上げます。」としている。
上記は取材日時点の情報です。