「ポイントサービスに関する市場調査」PayPay躍進!楽天は約7割が

ジー・プラン株式会社が、「ポイントサービスに関する市場調査」を実施し、その調査結果を公開した。

結果は、楽天ポイントの強さが目立つ一方で、2022年秋に共通ポイント市場に参入した「PayPayポイント」が、最も貯めているポイントで3位に浮上するなど、着実にシェアを伸ばしている様子がうかがえました。また、ポイント交換サービスの利用経験者も75%に上るなど、ポイント収集や活用の幅が拡大・多様化していることが見て取れます。

同時に、ポイントの貯め方や貯めている理由、ポイントがサービス提供企業のイメージに与える影響も調査。


71%が積極的にポイントを集めている
ポイントの貯め方を聞いてみると、積極的に貯めているユーザーがなんと約7割! なかでも、「日常の買い物や行動の中で、貯められるポイントはなるべく逃さないようにする」と回答した「積極派」が54.9%と、半数以上を占めました。日常的にポイ活にアクティブな様子がうかがえます。


「楽天ポイント」を約7割が貯めている。最も貯めているポイントでは「PayPayポイント」が3位に躍進。
現在貯めているポイントでは、「楽天ポイント」と回答した人が70.5%と圧倒的に高くなっています。その中で最も貯めているポイントを聞いてみた結果でも「楽天ポイント」が断トツでトップですが、今回は「PayPayポイント」が3位となり、躍進が目立ちます。次回はどこまで数値を伸ばすでしょうか。


“使いやすさ”より“貯まりやすさ”重視
ポイントを貯める理由としては色々な理由が上がっていますが、今回の結果で注目すべきは、「日常生活で貯まる場所が多いから」が前回よりもグンと数値を上げて1位になった点です。金銭的なメリットだけに留まらず、日常的に貯めることを楽しむユーザー像が見えてきます。


1年間に貯めたポイントの価値は平均25,710円
2022年の1年間で貯めたポイントで、ユーザーはどのくらい得をしたと感じているのでしょうか。金額に換算して回答してもらった結果、平均値は25,710円となりました。


74%が“ポイントは企業への興味を促進”
ポイントが企業に与える影響についても聞いてみたところ、74%が、ポイントが貯まることにより、その企業の情報やサービスが気になったり興味が高まったりする、と回答しました。ポイントが日常的な存在となっている中で、ポイントサービスの有無は企業のブランディングやマーケティングに大きく影響するといっても過言ではないようです。


約1/3が“活用できていないポイントがある”
他の設問では、複数のポイントを貯めているユーザーが大多数という結果も得られたのですが、なんと36.2%が「貯まっているのに活用できてないポイントがある」と回答しました。日常化・一般化しているポイントサービスにとっては、貯めやすいだけでなくどこでも使いやすいことが、継続利用促進や顧客満足度向上の最重要課題と言えるのではないでしょうか。


ポイント交換の利用経験率は75%
貯めたポイントを他のポイントに交換するポイント交換サービスの利用経験を聞いてみると、実に75%があると回答。現在利用している人も6割を超えています。ポイントの価値を高め、顧客満足度アップに貢献する施策として、ポイント交換の機能を設けることは非常に有効と言えそうです。


まとめ
以上、ジー・プランが実施した「ポイントサービスに関する市場調査・2023年版」の結果を一部ご紹介しました。

今回の結果からは、10~60代男女の各世代において、ポイント収集の習慣がほぼ根付いていることが確認できました。ポイント獲得メリットを金銭に換算した場合の平均額は25,710円ですが、なかには非常に高額な回答をしたユーザーも散見されるなど、獲得幅は人によってかなりの開きがあるようです。いずれにせよ、「ポイントを貯める」という行為そのものが、各人のモチベーションに応じた日常的な楽しみとして浸透しているさまがうかがえました。こうした“ポイ活”の普及に伴い、ポイントサービスの内容や質が提供企業のブランディングにもたらす影響も増大しています。

また、貯めたポイントを別のポイントに交換する「ポイント交換サービス」の利用経験者が75%に上る一方で、貯まったポイントを活用できていない人も全体の約1/3と、相当数いることが確認されました。このことから、ポイント収集の裾野が広がったとはいえ、利用シーンを限定され交換も難しいポイント銘柄は、活用されないまま死蔵される傾向があることも浮き彫りとなっています。

ポイ活が普及したいま、よりポイント価値を高め顧客満足度を向上させるためには、「貯める楽しみ」に加え、「使う楽しみ」をいかに提供するか?が鍵となるでしょう。今後はポイント交換サービスの導入など、収集ポイントの汎用性を向上させ、ユーザーの利用ニーズを最大限に拾い上げる施策が、より重要度を増していくことが予想されます。
上記は取材日時点の情報です。

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